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大昔の話

豊受大御神をお祭り申し上げる豊受大神宮は、内宮に対して外宮と申し上げます。雄略天皇は、夢の中で天照大御神のお教えをお受けになられ、豊受大御神を丹波の国から、内宮にほど近い山田の原にお迎えされたのだそうです。今からおよそ1500年の昔のことだと言われています。とても大昔の話ですね。

また、豊受大御神は御饌都神とも呼ばれており、御饌、つまり神々にたてまつる食物をつかさどられていると信じられています。人々が生きていくうえで必ず必要になる衣食住ですが、それをお守りしてくださっているとは大変有難いことです。被リンク このことから衣食住、ひろく産業の守護神としてあがめられているのです。
 
内宮と同じく、正宮と呼ばれますように、建物やお祭りはほとんど内宮と同様ですが、両宮は決して並列されるものではなく、あくまで内宮が神宮の中心なのだそうです。高倉山ふもとに鎮座する外宮は、雄略天皇の時代に創建されたと伝えられる社のことです。その神域は内宮に比べて小さく参道も明るいことが特徴ではないでしょうか。

祭られているの豊受大神は天照大神の御饌を司るとともに農業、産業すべてを守護する神さまです。御饌とは先ほども合ったように、食事の事を指しているのです。正宮は内宮と同じく幾重もの垣に囲まれ「唯一神明造り」の正殿がしずまるとされています。この建築様式は神宮だけに用いられる呼称で、柱はすべて掘っ立て式、萱葺き屋根の平入り造りです。

絶賛した建築

棟上に堅魚木をおき、妻の上にはV字型に千木を出しています。堅魚木は外宮は9本、内宮は10本、千木の先端が外宮は垂直、内宮は水平に切られているのが外宮の特徴なのだそう。簡素にして荘厳な雰囲気漂う建物であります。その姿は、内宮とともにドイツの建築家、ブルーノ・タウトが「究極的、極致的形式」と絶賛した建築であるのだとか。

内宮と呼ばれている建物は正式には皇大神宮といいます。日本国民の大御親神と崇められる皇祖・天照大御神をお祀りしています。天照大神は、日本人にとっての太陽だと言われている方です。日本書紀によると、第11代垂仁天皇の26年倭姫命が天照大御神の御鎮座の地を求めて諸国を巡ったのち、「この神風の伊勢の国は常世の浪の重浪の帰する国なり、かた国のうまし国なり、この国に居らむとおもう」という大御神の声により、この伊勢の地に後鎮座されたそうです。

幅の広い参道には玉砂利が敷きつめられ、樹齢数百年という杉が回りを囲む、まさに神域といった感じがします。神苑は約93万uあり神路山の麓、五十鈴川の右岸に位置します。

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